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肥育農家 [つぶやき]

は2年~2年半もの時間をかけて育てられます。

そして出荷されて市場での競りにかけられ

と畜されてになるのです。


① 繁殖農家

② 肥育農家

③ 家畜市場

④ と畜場

⑤ 格付け

⑥ 競り


…というプロセスを経て牛肉になるのです。


それでは今回は肥育農家のお話です。





肥育農家の仕事は仔牛を成牛に育てることです。


肥育農家は家畜市場で、飼いやすさとか太りやすさとか
優れた肉質になる血統などを備えた仔牛を競り落とします。


そしてその肥育農家が思い描く肉質や重量になるように
段階的に与える飼料を変えながら計画的に育てていきます。


乾草などの粗飼料を中心に与えれば赤身の多い肉質になるし
穀物などの濃厚飼料を与えれば霜降り傾向の肉質になるのです。


どんな飼料をどのように与えるのかが肉質に直接影響してきます。


ところで、
肥育農家は牛の出荷までの約20ヶ月間を
前期中期後期の三つに分けて
牛を育てます。


牛の品種とか性別とか、どんな肉質にするのかとか
手法はいろいろあって肥育農家によって異なりますが
それぞれの期間で目的に応じた飼料を与えて育ててます。


一般的には


■ 前期

仔牛の頃から食べている粗飼料と濃厚飼料を並行して与える。
こうすることによって内臓と骨格の成長を促して、筋肉もつけさせつつ
肥育用の飼料に慣れさせます。


■ 中期

粗飼料と濃厚飼料をこれまでどおり並行して与えますが
濃厚飼料の割合を増やしていきます。
それによって筋肉の中に脂肪を蓄積させるのです。


■ 後期

濃厚飼料の割合をもっと増やして、脂肪をつけさせます。


あすぱらも粗飼料の割合を増やして
ヤバすぎる腹回りの脂肪の割合を減らそうかしら…。


チャオチャオ!!




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家畜市場 仔牛の取引 [つぶやき]

は2年~2年半もの時間をかけて育てられます。

そして出荷されて市場での競りにかけられ

と畜されてになるのです。


① 繁殖農家

② 肥育農家

③ 家畜市場

④ と畜場

⑤ 格付け

⑥ 競り


…というプロセスを経て牛肉になるのです。


そして今回は家畜市場(仔牛の取引)のお話です。




家畜市場です。


ここで繁殖農家から肥育農家に仔牛が売られるのです。


家畜市場ではいろいろな目的に応じて
家畜を生きたままで売買がされています。


全国に22ヶ所あって、肉牛、乳牛、仔牛、豚、馬、綿羊(家畜の羊)
ヤギなどなど、それだけでなく凍結精子も扱われてます。


ちゃんと免許を持った専門の家畜商がここで
公正な取引を行っているのです。


家畜商って何??こちらをクリック!!


全然関係ないけど、家畜商の免許を持っているらしい寺門ジモンの番組「取材拒否の店」で紹介された店はコチラ!!


ということで
繁殖農家から持ち込まれた仔牛は競りにかけられて繁殖農家から
肥育農家に売られます。


ここに集まる仔牛は
生後1週間(約50キロ)から6~7月齢(約280キロ)
のものまでさまざまです。


チャオチャオ!!




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繁殖農家 牛のお話。 [つぶやき]

は2年~2年半もの時間をかけて育てられます。

そして出荷されて市場での競りにかけられ

と畜されてになるのです。


① 繁殖農家

② 肥育農家

③ 家畜市場

④ と畜場

⑤ 格付け

⑥ 競り


…というプロセスを経て牛肉になるのです。


今回は繁殖農家のお話です。




繁殖農家の役割は
母牛を妊娠させて、仔牛を育てることです。


母牛を妊娠させて仔牛を産ませて
その仔牛を目的の重量まで育てることを専門としています。


母牛の発情を見極める目が求められます。


仔牛は放牧の場合、母乳と草を食べて育ちますが
牛舎で飼育する場合は発育段階に合わせた飼料を
計画的に与えなくてはいけません。


草食動物の牛は
生まれてすぐには穀物を消化できないのです。


なので、乾草などを中心とした粗飼料を与えてまずは
丈夫なをつくり、将来的に穀物を与えて育てるための
トレーニングをするのが繁殖農家にとって大切な仕事のうちのひとつなんです。


チャオチャオ!!



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パルミジャーノとグラーナパダーノ [つぶやき]

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パルミジャーノ・レッジャーノです。


すでに有名なパルミジャーノチーズの生産地は
エミリア=ロマーニャ州のパルマ周辺です。


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が、その北側に位置する
ロンバルディア、ピエモンテ、ヴェネトなどで
作られている同じタイプのチーズがあります。


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グラーナパダーノです。


パルミジャーノは熟成期間が18~36ヶ月なのに対して
グラーナパダーノは15~18ヶ月と短いです。


チーズの味わいとしては
グラーナパダーノのほうがさっぱりしてます。


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パルミジャーノのほうが値段が高いので
単純に何にでもこれを使ったほうがおいしくなるように
思われがちですが
やっぱり使い分けが必要です。


あくまでチーズが主役のシンプルな料理の場合は
パルミジャーノのほうがいいと思います。


だけど料理の味を強めるために使うときは
グラーナパダーノで充分です。


パルミジャーノだと風味が強すぎて
バランスが崩れる場合があります。


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使えるチーズです。グラーナパダーノ!!


チャオチャオ!!




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トピナンブール 菊芋 topinambur [つぶやき]

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トピナンブールです。


北米原産のキク科植物の地下茎の部分です。


ヨーロッパでは、第二次世界大戦時代に非常食として
たくさん食べられたそうです。食糧難の時にこればっかり
食べたっていうイメージがあるから、嫌がる人も多いみたいで。。。


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でも、近年になってまた人気が戻ってきました。
イタリアにおける産地は北部のピエモンテ州で、
こちらの郷土料理であるバーニャカウダにも
よく登場するみたいです。日本のやつでは見かけないですよね。


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ゴボウみたいな風味で、火を入れるとアーティチョークみたいな
ホコホコした食感になります。


ちなみに、このお野菜の英名はエルサレム・アーティチョークです。
でも、エルサレムは全く無関係だそうで。。。


スープにすると美味しいんですって!!詳しくはこちら!!


そして、このトピナンブールの和名はキクイモなんですが
どうやらこのキクイモに含まれているイヌリンっていう成分がすごいことになっているらしい!!


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キクイモを食べると血糖値がさがるんですって!!

すなわち、キクイモは天然のインシュリンだというのです。

20世紀初めごろにエドガーケイシーって人が
多くの糖尿病患者に食べさせて、合併症から救ったという食材なんです。


あと、キクイモを食べてもそれほど血糖値が上がらないので
体脂肪が増えないっていうダイエット効果があるようです。

詳しくはこちらをご覧下さい。


今度試してみよ~~。


チャオチャオ!!




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クラテッロ culatello [つぶやき]

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クラテッロです。


ポー川南岸,パルマの北西のジベッロ村で
作られる生ハムの一種です。


骨を抜いた豚のモモ肉の中心部だけを使ったぜいたくハムです。
なので当然、普通の生ハムよりも値段は高いです。


塩漬けした後で、膀胱に詰め込んで
最低1年以上熟成させます。


長い歴史を持つごく限られた地域でのみしか作ることが出来ない為
幻の生ハムと呼ばれています。


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ジベッロ村の気候は,夏は高温で
冬になると強い霧が訪れるという特徴を持ちます。


この霧の湿気がクラテッロの全工程に不可欠なんです。


食べるときは
白ワインを湿らせた布で数日間くるんで
外側を柔らかくします。


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最強のワインのお供です。
クラテッロとブラータチーズ!!


ブラータはモッツァレラチーズのきんちゃくの中に
クリームを加えたモッツァレラを入れた超贅沢チーズです。


超濃厚でクリーミー!!
うまい!!


ブラータについて詳しく知りたい方はこちらをクリック!!


チャオチャオ!!




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オーヴォリ タマゴタケ ovoli [つぶやき]

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キノコの季節になってまいりました。


もう九月も中旬だというのにまだまだ暑いですねぇ。
まあ、毎年そうなんだけど。早く涼しくならないかなぁ。


さてさて、昨日はポルチーニ茸の記事を書きまして、そのままタマゴタケについても書きたかったんですが、連日連夜の飲み会&ダンスレッスン??によって寝不足のため、眠くて眠くて無理でした!!ダンスレッスンってのは来月にある上司の結婚式の余興の練習であります。


それはさておき。


ovoli01.jpg

タマゴタケです。


イタリア語だとオーヴォリっていって和名だとタマゴタケ。
その名のとおり、タマゴみたいな形をしたキノコです。旬は夏の終わりから秋です。


繊細な芳香が持ち味で、ポルチーニ以上に珍重されてます。実は。


傘の締まったものは生のままスライスして食べたり
サラダがいいかもしれませんね。味付けはシンプルにパルミジャーノ、少量のオリーブオイル、レモン汁。


ovoli02.jpg

こんな感じで傘の開いたやつはソテーしたりと調理することが多いですかね。


ところで、日本のキノコはヨーロッパのそれと比較して個性が弱いです。
なので、何種類かを合わせて使うと、山の風味が増します。
スーパーで買ってきた栽培の舞茸やエリンギなんかでも同量でソテーすれば
複雑味が増します!!


チャオチャオ!!



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キノコの季節ですね。 [つぶやき]

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キノコがいっぱいです。


キノコはご当地色の強い食材です。イタリアでは以前はキノコと言えば当然、天然のものを指して
地元の人が地元で採れるキノコを季節の味覚として楽しんできました。


でも最近になってきて、輸入モノとか栽培キノコの種類が増えてきて
たくさんの種類のキノコが流通してます。


porcini03 some rights reserved.jpg

んで、ポルチーニです。


強い旨味と高貴な香りと、あの肉厚さからくるしっかりとした歯ごたえはまさに
キノコの王様と言えるでしょう。


イタリアの秋を代表する味覚の1つであります。
おもなシーズンは8月下旬から11月初旬ですけど、種類によっては早いものは初夏から採れます。


porcini some rights reserved.jpg

キノコの傘の部分は加熱するととろりと柔らかくなって
軸の部分はシコシコとした歯ごたえが持ち味です。


身がしまってて、小ぶりで新鮮なものは生でも食べられちゃいます。
生だけじゃなくて調理法は何でも大丈夫。グリルとかローストとかソテーとかフライとか。


つーことで次はタマゴタケについて書いてみようと思ったけど、ちょっと連日連夜の夜更かしでもう眠い。。。
次回にします!!!


チャオチャオ!!



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白トリュフ tartufo bianco [つぶやき]

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白トリュフです。


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黒トリュフです。


黒トリュフと白トリュフには
やはり香りにも味にも違いがあります。


トリュフと言えばフランスのぺリゴール産が有名ですが
イタリア北部、ピエモンテのアルバには白トリュフがあります。


これは他のヨーロッパ諸国では見られません。


香りがとても強烈です。


黒トリュフは火を入れることでその持ち味を発揮
その味と香りを楽しみますが
白トリュフはその香りが持ち味なので生で食べるのが基本です。


専用のスライサーを使って薄くスライスしながら
パスタやリゾット、肉料理なんかにパラパラと振りかけます。


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本当に食欲をそそるいい香りがするので
お客さんに「もっと削って!!」と促されて削りすぎて
シェフによく怒られたなー。


チャオチャオ!!




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トリュフ tartufo [つぶやき]

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トリュフです。


媚薬のような神秘的な香りが世界中の美食家たちを
虜にしています。


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専用のトリュフを削るやつを使って


rosotto al tartufo some rights reserved.jpg


リゾットにかけてみたり。



トリュフは柏や栗、樫など木の根っこに寄生して育ちます。



フランスのぺリゴール産が有名ですが
イタリアのそれも負けていません。



イタリア中部ウンブリア州ノルチャの黒トリュフや
北部ピエモンテ州アルバの白トリュフは最高の品質で世界的にも有名です。



トリュフは木の根っこに寄生して成長するので
地上には見えません。



土の奥深くにあるので採取するのはカンタンなことではありません。


これを探し当てるために
専用に訓練されたワンちゃんが活躍しています。


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チャオチャオ!!




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